コルバニ イードとは バングラデシュ 

1 11 2011

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今年2011年のコルバニイードは7日。休日は9日までつづきます。コルバニイードは犠牲祭とも呼ばれていて、牛を殺す残酷な行事だと思われることもありますが、イスラム教の一年に一度の大切な行事の一つです。
牛やヤギは高価なものなのでお金のある人しか買えませんが、あまり稼ぎの無い人も家族や親族とお金を出し合って、できるだけ購入するよう努力します。そして、フジュール(イスラム教の司祭)がとコーランの一節を唱えながら、牛やヤギの首を斬ります。その時に購入者の名前を始め、その家族や親族、または他界された方の名前を神様に届けます。 牛1頭につき7名、ヤギ1頭につき1名の名前が唱えられます。家族が8人の場合は、牛1頭とヤギ1頭を購入するということです。値段は大きさや種類によってお違いますので一概には言えませんが、牛は1万円くらいの小さい牛から100万円くらいまでの大きな牛があります。今年のうちの牛は約40000タカでした。(4万円)。牛は、健康で障害が無いものと限定されています。
解体された肉や皮は残すところ無く消費されます。また、そのお肉の一部はモスクへ渡し、食べ物の無い人たちに奉仕されます。この日のために、女性はサリーやシャルワカミース、男性はパンジャビパジャマを前もって購入しておきます。
子供達は、大人からお小遣いがもらえます。日本で言うお年玉のようなものですね。
家庭にお手伝いさんがいる裕福、または中流階級以上の人はお手伝いさんにボーナスやお小遣いをあげたりします。