2012 ラマダン
【期間】7月20日から8月18日まで
【日没時間】http://www.islamicfinder.org/
(福岡・広島・川崎・北九州・神戸・京都・名古屋・大阪・札幌・東京・横浜のお祈りの時間がわかります。)
【サイトの見方】Sunriseは日の出 Maghribは日没です。(日没後、断食は終了です)
1.ContryのところのドロップダウンでJapanを選択すると、その日のお祈り時間が調べられます。
今年のラマダンは、夏真っ盛りの時期なので大変困難なものになるでしょう。「ラマダン」自体はイスラム暦の第9月のことを指しているそうです。イスラム教の開祖であるムハンマドに、聖典コーランが啓示されたとされる神聖な月といわれています。ラマダンはアラビア語で、イスラム教徒の義務としてこの月の日の出から日没までの間、飲食を絶つことが行われます。断食といっても一ヶ月完全に断食するわけではなく日没以降は荷の出までの間一日分の食事を取ることができます。断食を免除されるのは、旅行者や重労働者、妊婦、病人、乳幼児など。また、断食ができなかった日は、ラマダン以外の日でまかなう事もできます。
ラマダン中にバングラデシュに旅行に行った旅行客は、ラマダンを強制されることはまったくありません。断食期間中に飲食、喫煙、性行為、投薬は禁止行為とされます。日没後に食べる食事をイフタールとよび、一日の断食の成功を喜び食事を楽しみます。家庭によってメニューは違いますが、基本的には豆と野菜を混ぜてあげた天ぷらのようなものや、甘い甘い揚げ物やサラダや豆と野菜を混ぜたものなどがあります。
イフター3時間後くらいにに夕飯を食べて、就寝。日が昇る前に起床し軽く食事(シャヘリ)を摂り、一日必要な水を飲み、また朝まで眠ります。日の出前に起きるのは楽なものではありませんが、シャヘリなしに一日断食するのは大変困難になりますので、家族の誰かが皆を起こして回ります。
ラマダン期間はイフターの3時間前くらいからは、食材や買い物に出る人が多いので道路は渋滞しているので、
できるだけその時間は外に出ないことをお勧めします。この断食月が終わると、イード・ウル・フィタルという断食後のお祭りがあります。
ここでは、家族や親戚にプレゼントをしたり、新しい衣装を着たり、豪華な食事をしてみんなでお祝いします。
この期間は、公共機関の時間が短縮されるので、旅行に行かれる人やバングラデシュの企業とビジネスをしている企業は前もって調べておくほうが良いでしょう。ビジネスをする上では特に、現地の暦事情の理解をしっかり確認しておくことが懸命です。
日本からこのような事情を理解せずに行くと、出張日程を棒に振ることになりかねませんので注意が必要してください。
ラマダン明け休暇と犠牲祭休暇は、カレンダー上では5日間となっていますが、実際には7~8日間程度の休みをとることが多いようです。
バングラデシュはイスラム圏なので、基本的に毎週金・土が休日です。
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